小金井市立小中学校における定期健康診断実施時の服装や方法について

　学校では、学校保健安全法に基づき、毎学年定期健康診断を実施しております。正確な検査、診察を行うために、内科健診と運動器健診については、小金井市医師会と協議した結果、下記のとおり実施いたしますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

内科健診
　主に肺や心臓、皮膚の状態などの診察を行います。基本的に下着等の上からは心臓の音が聞こえづらいため、肌に直接聴診器を当てて聴診します。また胸部や背部などの皮膚の状態を見て、確認することもあります。このため原則体操服着用のまま診察を実施しておりますが、必要に応じて体操服をめくる、下着をずらすなどのご協力をお願いしています。健診は他の児童、生徒からは見えないよう、プライバシーおよび安全への配慮を行っております。具体的には保健の先生の立ち合いのもと、パーテーションで囲われた中で実施しています。

運動器健診
　保健調査票等の情報を参考に、背骨のねじれや、わん曲などの脊柱の病気や異常の有無を確認します。こちらも原則体操服を着用のままパーテーションで囲われた中で健診を実施しておりますが、状態の確認が難しい場合は、体操服を脱いで肩の高さ、背中や腰、肩甲骨の状態を確認する場合があります。側彎（そくわん）症などがある場合、進行すると姿勢が悪くなるだけでなく、胸郭の変形による息苦しさ・腰および背中の痛みが生じる場合があるため、早期発見することが大切です。