Vol.17 能登半島地震 被災地派遣職員報告会を開催しました
更新日：2024年3月15日
東京都市長会を通じての要請を受け、小金井市としても能登半島地震の被災地へ令和6年2月20日（火曜）から令和6年2月28日（水曜）まで、職員を1名派遣しました。
このことについて、令和6年3月14日（木曜）、派遣職員より被災地で行った業務や、現地で見たこと及び感じたこと等の報告を受けました。
派遣先は、能登半島地震で甚大な被害を受けた自治体の一つである石川県輪島市です。
輪島市役所からほど近い場所でも家屋の倒壊が発生し、非木造の建物も横倒れになっている様子を目の当たりにして、すさまじい地震であったことを改めて感じさせられたということでした。
また、地震による火災で焼失した朝市の地区は、地震から約2か月経過してもなお、ほとんど被災当時のままの状態になっていること、道路も隆起・亀裂が発生し支援活動の妨げになっていること等の説明がありました。
現地では、主に罹災証明書や被災証明書の発行業務に従事しました。
普段行うことのない慣れない業務を的確・迅速に行う必要があるため、マニュアルの整備が大切であることに加え、他の自治体から派遣された方々とチームとなって取り組むため、綿密なコミュニケーションが重要であるということにも気づいたそうです。
今後、仮に小金井市が被災した場合の課題も共有しました。支援活動を通して、被災地の現状を知り、どう活かしていくのかが肝要です。派遣において得られた知見を本市の災害対策の参考にさせていただきます。
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