下水道排水の水質監視、指導

　油分が下水道へ流されると、水質が悪化します。次の点にご注意ください。
　一般家庭などで使用した油は流しに捨てず、ぼろ布や柔らかい紙などにしみ込ませて流れ出ないようにし、「燃やすごみ」として出してください。
　飲食店などには、油水分離槽（グリストラップ）が設置されています。この槽の清掃をしないと下水管が詰まったり、悪臭が出ることがあるので、毎日または少なくとも３日に１度は、終業時にひしゃくなどで油かすをさらい、下水道へ油分が流れ込まないようにしてください。

　台所の生ごみなどを砕いて下水道に流し込む機器「ディスポーザー」は、水処理施設を設けずに家庭で使用すると、下水管が詰まったり、悪臭発生の原因になります。
　また、河川や東京湾を汚染し、水質悪化の原因ともなるためディスポーザーは単独では、使用しないでください。
　使用する場合は、別に水処理施設が必要となりますので、事前にご相談ください。

　次のような下水道関係工事をする場合には、必ず市内排水設備指定工事店（下リンク）に依頼し、事前に下水道課に届け出をして施工してください。届け出をしないで工事を行うと、事故（管詰まり、悪臭）が発生した場合、維持管理の面で問題が生じる場合があります。
・家屋の新築、増改築により便所等を造る工事
・宅地内の排水管移設工事

　市では、個人宅の排水管の清掃・点検等の委託を一切行っていません。
　汚水ます点検をかたる業者による詐欺にご注意ください。
　なお、排水管が詰まった場合は、ご自分で清掃するか、信頼できる業者（下リンク）に依頼してください。不審な点がありましたら、お問い合わせください。