特定外来生物クビアカツヤカミキリについて
更新日:2023年11月16日
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは、人体に害を及ぼすことはありませんが、サクラ・モモ・ウメなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて樹を衰弱させて(枯らせて)しまう、繁殖力がとても強いカミキリムシで、平成30年1月15日に「特定外来生物」に指定されました。
注記:「特定外来生物」とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
また、特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。
クビアカツヤカミキリの特徴
成虫
・体長は、約2.5センチメートルから4センチメートル
・体色は、全体的に光沢のある黒色で、胸部(首にのように見える部分)が赤色
・発生時期は、6月から8月頃
・つかむと強い匂いを放つ
・羽化して成虫になると、幹に長径約2センチメートルから3センチメートルの脱出孔をあけて外に出てくる
幼虫
・体長は、約3.8センチメートルから5.2センチメートル
・体色は、黄みがかった乳白色のイモムシで、大あごは黒色
・樹木内部を食害する際に、木くずと糞の混合物(フラス)を排出する
・幼虫時期は、2年から3年
クビアカツヤカミキリのライフサイクル
クビアカツヤカミキリを見つけたら
クビアカツヤカミキリの成虫を見つけた場合は、被害の拡大を防ぐため、その場で踏みつぶすなどの駆除をお願いします。(特定外来生物のため、生きたまま運ぶことや飼育することは法律で禁止されています。)
また、成虫を見つけた場合のほか、樹の幹や根元にフラスを発見した場合は、発見場所等を環境政策課 環境係までお知らせください。
市内のサクラ・モモ・ウメなどを守るため、皆さまのご協力をお願いします。
関連情報
「クビアカツヤカミキリの被害が発生・拡大しています!」(東京都環境局)(外部サイト)
お問合わせ
環境政策課環境係
電話:042-387-9817
FAX:042-383-6577
メールアドレス:s040199(at)koganei-shi.jp
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