振り込め詐欺等の特殊詐欺にご注意ください!!
更新日:2021年8月23日
特殊詐欺とは、不特定の方に、対面することなく、電話、FAX、メールを使って行う詐欺のことです。特殊詐欺の認知件数は東京都が全国最多となっており、市内においても予断を許さない状況です。
市内に限らず、被害に遭った人のほとんどは、「自分はだまされない」、「自分は大丈夫」と思っていました。だまされない自信がある人ほど「警戒心」が薄くなり、被害に遭いやすい傾向にあります。特殊詐欺を防止するためには、何よりも「自分も被害に遭う危険がある」という危機感を持つことが大切です。
特殊詐欺にはさまざまな種類があります。代表的な手口を紹介します。
オレオレ詐欺
犯人は、息子や孫を装って、「小切手の入ったカバンを電車(バス、病院など)に置き忘れた。何とかして欲しい」と電話をかけてきて、言葉巧みに現金を用意させ、その後、「自分は取りに行けないから、会社の部下(同僚)に取りに行かせる」などと言って、現金をだまし取ろうとします。
還付金詐欺
税務署、社会保険庁、市役所などの職員を名乗って「医療費(保険金・税金など)が戻ります」と電話をかけてきて、その後、「銀行は混んでいるのでコンビニのATMに行って」「無人のATMの方がすいている」などと言って、人目のないATMへ誘導し、現金を犯人の口座に振り込ませようとします。
架空請求詐欺
郵便、インターネット等を利用して、架空の事実を口実とした料金請求文書等が送られて、文中の電話番号に電話すると「本日中なら間に合う」「払わないと裁判になる」などと言って、利用料金をだまし取ろうとします。
社債・未公開株の詐欺
見知らぬ業者から未公開株や社債などのパンフレットが送られてきたあと、「その株(社債など)はパンフレットをもらった人にしか買えないので当社の代わりに買ってくれたら、倍の値段で買い取る」などと言って勧誘し、購入代金や出資金をだまし取ろうとします。
宝くじの当選番号詐欺
宝くじによっては、当選番号をインターネットで新聞よりも前に知ることができます。犯人は、抽選結果が翌日の新聞に掲載されるまでの時間を利用して、あたかも事前に当選番号がわかっているように話し、高額な情報提供料をだまし取ろうとします。
最近の手口は、振り込ませるだけではなく、手渡しや郵送・宅配便を使う手口もあります。また、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)に便乗した不正な勧誘および個人情報の取得にもご注意下さい。
被害に遭わないために
- 常時留守番電話をセットしておき、在宅時にかかってきた電話も、まず留守番電話で応答するようにしましょう。また、自動通話録音機などの対策機器を設置するのも効果的です。
- 電話番号が変わったと言われたら、以前の番号に電話をして確認しましょう。
- 家族の職場や学校など携帯電話以外の連絡先を確認しておき、いざというときに備えましょう。
- もしも急にお金が必要になったときはどうするかを話し合い、「家族のルール」を決めておきましょう。
- 「家族の合言葉」を決めておきましょう。
- 市役所等の職員が還付金等受け取りのためにATMの操作を求めたり、手数料の振り込みをお願いしたり、暗証番号を聞き取ることは絶対にありません。
- お金が絡む話はひとりで決めず、必ず家族や警察(#9110又は小金井警察署042-381-0110)に相談するようにしましょう。
架空請求や悪質商法でお悩みの方、お困りの方は、消費生活相談をご利用ください。
「振り込め詐欺」に関する情報は、警視庁や東京都のホームページにも掲載されています。
お問合わせ
地域安全課地域安全係
電話:042-387-9806
FAX:042-384-6426
メールアドレス:s020299(at)koganei-shi.jp
注記:迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。
また、お使いの端末やメールサービスの迷惑メール対策等により、回答メールが受信できなかったり、迷惑メールフォルダに格納されたりする場合があります。「@koganei-shi.jp」からメールを受信できるように設定してください。